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NPO法人 日本精神療法学会 > 有資格者の体験記 > 看護師としての仕事をしながら(長野県 上條由香)

事例1
癌末期の患者さん。家庭の事情から通院を希望し2、3日に1回腹水(癌によりお腹に水が溜まってしまう)を1回に3L抜く対症療法を行なっていた。来院する日のお腹は痩せた身体にパンパンしたお腹。相当辛かったでしょう。最後の2回は家庭の状況を話され「ここに来ると安心する」と涙。
その後、どうしようもなくなり夜間救急車で運ばれ、翌日永眠されました。

事例2
病院の総合受付で症状に対し何科を受診したらよいかわからない患者さんに対応した際
「聴いてもらって安心しました」と自ら、受診せず様子をみると言われ帰宅されました。

事例3
総合受付での患者対応で、「前にとっても親切に対応してもらったので、どうしたらいいか決められなくて、まず相談したくて来ました」

患者さんの多くは誰かに聴いてもらうだけで安心することが大変多いと感じています。
毎日仕事をしながら患者さんからお返し頂く言葉が、私自身生きていくエネルギー(肥やし)です。


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